こんちにちは。司法書士の三輪です。
前よりは少し肌寒いですが、やはり10月は過ごしやすい季節ですね。
これもあと1ヶ月ぐらいですかね。秋を満喫したいですね。
さて、本日より成年後見制度についてです。
あまり聞きなれない言葉だと思いますので、制度の簡単な説明をします。
成年後見人制度とは、認知症,知的障害,精神障害などの理由で判断能力の不十分な方が,不動産や預貯金などの財産を管理したり,身のまわりの世話のために介護などのサービスや
施設への入所に関する契約を結んだり,遺産分割協議をして、不利益を被らないように、家庭裁判所に申し立てを行い、保護、支援する制度です。
また、成年後見制度は精神上の障害により判断能力が十分でない方の保護を図りつつ自己決定権の尊重、残存能力の活用、 ノーマライゼーション(障害のある人も家庭や地域で通常の生活
をすることができるような社会を作るという理念)の理念をその趣旨としています。