相続対策を「何もしない」という事

ご依頼者様から相続の相談をうけておりますと、4割の方は今の段階ではなんともならない、もしくは解決までに相当な時間とお金を要する状態になっています。

とある統計によりますと、遺言公正証書の作成数は年間の死亡者の約6%しかないようです。この統計からも遺言を作成する事自体が珍しい事になっているのが現状です。

「遺言がたった一枚あればなんて事はない相続なのに・・・」なんてケースを目の当たりにすると、専門家として本当に悲しくなってしまいます。

事実として、人は誰もが必ず死を迎えます。
しかし、当然ですがいつ死を迎えるかは誰も分かりません。

突然、自分に降りかかる相続問題。
結局多くの人が「何もしない」ままに相続の日を迎えてしまうのです。

財産が分かり易く相続人も少数の方もいれば、事業をやられており財産も借金も両方たくさんある方、相続人の関係が複雑な方まで、相続の数だけ様々なパターンがあります。

どのパターンでも大方の問題は遺言で解決できるんです。

一家に必ず遺言がある。
そんな社会を創っていきたいです。

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